歩行メカニズム その3
右足立脚での歩行周期 The Muscle Energy Manual Vol3より
この表を見てもらうとよくわかると思う。
右足が接地した時に右の梨状筋の収縮で左斜軸が形成され、それと左の腰方形筋の収縮が腰椎の側屈回旋を作っているのが書かれている。
右足が接地すればLonLがスタートして、左腰方形筋の求心性の収縮でLonLの左回旋が大きくなり、足が後ろから前に移行して引き上げから下り降りる動きのボジションにきた時は、腰方形筋は遠心性の収縮になり腰椎の側屈回旋はフラットに戻っていくので仙骨の回旋もフラットに戻っていく。
左足が設置する直前は仙骨はすでにフラットである。
左足の接地で右斜軸ができて切り替わる。
ここで気になっていたのが左足が設置する直前は右の寛骨が一番前方に回転しているポジションなのにLonLでの左回旋が戻ってこれるのだろうか?って事だった。これは今年カイ・ミッチェル先生に直接質問して回答を得られた、これについてはセミナーなどで話します。
The Muscle Energy Manual Vol3の翻訳出版は2019年のMMETセミナー後に本格的にチェックをしていくので出版は相当先だろうと思う。
オシレーションでの振動で、ARTがオシレーションの原因であった場合は、呼吸を止めた状態でもオシレーションが起こるのかって質問をしたんだが、これについてカイ先生の考えも聞けたが、研究して欲しい課題も与えられ現在チェック中。
やはりThe Muscle Energy Manualの書籍は納得させられるので素晴らしい。
この書籍何回も読み込めとカイ先生から・・・・もうバイブルとなってます。